みなさん、新年明けましておめでとうございます!
1月13日に山口西京道院の新春法会を行いました。本当は1月7日に行う予定でしたが、
大寒波に襲われ山口市は大雪。そんな日に集合しては危険なので、延期をしての新春法会。
毎回長田先生が、お正月にふさわしいお花を用意して下さいます。
儀式の前にまず作務をして清めます。
それから新年のなまった身体を突き、蹴りでほぐします。
さあ、それでは改まって新春法会の始まりです。
まずは、鎮魂行。
それから願文奉読。
その後、拳士代表による挨拶。
今年は、父母会会長もやられている杉山拳士が1年の抱負と共に決めてくれました。
次ぎに奉納演武でしたが、演武をやる予定だった拳士が新春法会の延期もあり欠席。
そんなハプニングの中、まさかの長田先生自らが奉納単独演武を披露されました!
天地拳三、四系、紅卍拳、龍王拳第一、龍の形を演武され、その後になんと
今少林寺拳法の技としては無くなってしまった独鈷拳を演武されました。
独鈷拳は、写真のように独鈷杵を持って行う演武です。独鈷杵はあまり見かけることが
ないと思います。両端が分かれている三鈷杵や五鈷杵は聞いたことがあるかと思いますが、
独鈷杵は見たことはないですよね。これらは総称して金剛杵と言い仏具として使われていますが、
古代インドでは武器として使用されていました。
少林寺拳法で武具を使用しての演武は錫杖を使うことがありますが、
独鈷杵を使用しての演武は迫力と共に怖さも感じます。
山口西京道院でも昔団体演武で独鈷拳を取り入れて演武したことがありましたが、
本部から禁止されてからやることも無くなってしまいました。私もすっかり忘れておりました。
最後にみんなで記念撮影です。昨年から一年ずっとマスクし通しなので、
久々にマスクを取ってみんな笑顔で息を止めてパシャ。
急きょ日程合わせて参加した一般の部の拳士も、今年一年よろしくお願いします。
みなさん、今年も一年心を強く頑張っていきましょう!
(文責 木村)