12月1日日曜日、山口西京道院の拳士も武道祭へ参加しました。
維新公園武道館で県内の武道9団体と古武道が一同に会し、それぞれの演武を披露しました。
山口県少林寺拳法連盟でも、40名の拳士が力一杯演武をしました。
武道祭も今年で10回目、10年を迎えます。
第1回目は設立記念武道祭というタイトルが付いていましたが、1回目は各武道団体も緊張した感じで、
所属武道同士の垣根があったように感じますが、だんだんそれも取れて本来の目的に近づいたように感じます。
山口西京道院は親子演武3組、級拳士組演武が出場しました。
級拳士組演武は、杉山拳士と原田拳士です。
山口大学も参加です。
親子演武で、大田拳士と息子の実征拳士の演武です。
こちらは、大田拳士の奥さん朋子拳士と娘の怜佳拳士です。
大田家は、家族総出で毎回行事に貢献してくれています。
参加拳士みんなで団体演武
今回は、アテネ五輪金メダリストの園田(阿武)教子さんの講演もありました。
園田さんは旧阿武郡出身で、幼いころから地元では有名な柔道選手で、その才能を早くから発揮。
しかし、初出場のアトランタ五輪ではまさかの初戦一本負け、続くシドニー五輪でも初戦敗退と
苦しい思いをしてこられました。
そしてアテネ五輪では、自分より10センチ以上も大きな中国選手と決勝を戦い、厳しい状況の中、
最後は背負い投げ一本で優勝を勝ち取った選手です。
勝ち負けのはっきりついてしまうスポーツでは厳しい現実を突きつけられてしまうため、勝つために
自分のしたいことを絶ち、ただひたすら精進し練習をする。そういう心の鍛え方もあると思います。
今年、日本を元気付けたラグビー日本代表もそうでしたね。
最後は、参加した山口県の他道院の拳士の皆さんとともに記念写真。
他の武道を見学するのもいい勉強になります。
ぜひ皆さんも来年は多くの拳士が参加し、少林寺拳法と武道を盛り上げていきましょう!
(文責 木村)