今年は3年ぶりに8月12日(土)~13日(日)の日程で、「第16回 全国中学生少林寺拳法大会」
が開催されました。
会場も神奈川県藤沢市と鎌倉や湘南にも近く、夏にぴったりな場所!
東京に住んでた頃、私もよくツーリングに出かけて行っていました。
5月の山口県中学生大会で団体演武での出場を決めた中学生女子6人も、対面での開催とあってテンションを
上げて稽古に励んでいました。
山口西京道院は7月末に八坂神社のお祭りがあり専有道場が使えなくなるため、中学生たちは他の施設を
探して予約して稽古をしていました。
ところが大会直前にコロナ感染の濃厚接触者が出てしまい、残念なことに大会に出場することができませんでした。
報告を受けた際、稽古に励む姿を私も見ていただけに絶句してしまいました。
今の日本のコロナ禍のシステムでは、こればかりはどうしようもありません。
彼女たちも目標を失ってしまったばかりか、締めが中途半端になってしまったため、
夏の終わりに道院にて、演武のお披露目をしました。
やり慣れている道院ですが、今日は気の持ち方は違います。
複雑な思いが交差します。
合掌礼で気持ちを落ち着けて、いざ鎌倉!
この中学生大会に向け、阿部先生が監督となって指導をしてきました。
また彼女たちのお母さんも4人が西京道院の拳士で、一緒に指導してきているので、
見守る気持ちはひとしおです。
演武を終え、監督の阿部先生から中学生たちへねぎらいの言葉です。
色々な思いが彼女たちをよぎったことでしょう。
最後に長田先生を囲んで記念撮影!
みんな吹っ切れていい笑顔!
このコロナ禍の3年の間に、人々の心を暗くするようなことが色々ありました。
長い人生の中で楽しいこともあれば、思い通りにいかず落ち込むこともあるかと思います。
しかし「人間万事 塞翁が馬」、人生において、何がよくて何が悪いのか、後になってみないとわかりません。
とにかく、どんなことがあっても前を向いてポジティブな気持ちでいきましょう!!
(木村)