金剛禅総本山少林寺山口県教区 広報委員の鈴木道臣です。
いつも当教区のサイトをご覧いただきありがとうございます。
令和4年9月17日(土)•18日(日)、維新百年記念公園大晃アリーナ 武道館において、
「令和4年度 山口県地域社会武道指導者研修会」が4年ぶりに開催されました。
研修会初日参加者で集合写真
中央講師は技術指導の教科書である新井庸弘 先生(元•一般財団法人 少林寺拳法連盟 会長)、
世界大会•全国大会の覇者である福家健司 先生(全国高等学校少林寺拳法連盟 理事長)でした。
鎮魂行の主座は県内講師の鈴木義勝 先生(宇部常盤道院)、
打棒は同じく渡邊晴夫 先生(周南南道院)が務められました。
この日の山口市は朝から湿度が高く、鎮魂行の時点で汗が噴き出ます。
実技研修の最初は福家健司 先生による準備運動•基本の指導です。
日本体育大学卒で現役体育教師である先生の準備運動はとてもダイナミック。
体がほぐれた後は体軸を意識した体捌きの確認を相対で行い、
その意識は単演基本法形の修練においても生かされていました。
世界を制した演武はしっかりした基本の動きからきているのだと痛感しました。
昼食休憩の後、午後は新井庸弘 先生による講義「指導者の在り方」からスタート。
ご自身の体験やお考えを開祖•宗道臣 先生とのエピソードを交えて話されました。
少林寺拳法の指導者としてどうあるべきか、いかに行動するか、襟を正す機会になりました。
講義の後は、引き続き新井庸弘 先生による技術指導がありました。
内容は主に柔法で僕も相手役を務めさせていただきました。
抜き技の龍王拳から逆技の龍華拳への繋がりを意識した動きと、
「崩し」→「落とし」→「外し」の流れをわかりやすくご指導いただきました。
とてもシンプルで再現性のある指導で多くの気づきを得ることができました。
(2日目につづく)