山口西京道院50周年記念祭が、6月22日 山口市湯田温泉にあるユウベルホテル松政で開催されました。
実行委員メンバーと約2年間打ち合わせてきた大イベントのスタートです。
当日は、ご来賓の方々をはじめ、100名を超える多くの皆さんにお集まり頂き、大盛況の記念祭となりました。
山口西京道院は、昭和44年6月22日に長田正紀道院長により設立されました。
半世紀もの間、道院長を続けてこられるというのは並大抵ではできません。
しかも山口西京道院の練習日は月から金まで毎日なので、人生のほとんどを少林寺拳法のために
尽くされてこられたご偉業を、改めて感謝、尊敬致します。
17時にまずは、式典からスタートしました。
この度、実行委員長を務めました私、木村が開会のご挨拶を致しました。
まだ皆さんも緊張がほぐれる前のかしこまった中でしたので、少々緊張致しました。
さあ、本番はここからです!
最初に山口西京道院の拳士でもある、自民党前副総裁で山口県少林寺拳法連盟会長でいらっしゃいます、
高村正彦先生からご祝辞を頂きました。
みなさん、すごいですよね!高村先生が、道着ですよ!山口西京道院の拳士に戻ってのご祝辞です。
たぶんほとんどの方が、道着姿を初めて見られるのではないかと思います。
高村先生が2008年に五段の昇段試験を受けられた際、お相手を務めましたが、
まさかまた道着姿を拝見できるとは、思ってもおりませんでした。
続いては、参議院議員の江島潔先生からご祝辞を頂きました。
江島先生も山口西京道院所属の拳士でいらっしゃいます。
ご公務がお忙しい中、県連の行事には毎回ご参加頂いております。
以前は、山口西京道院の節分祭などの行事にもよくお越しいただきました。
続いて、衆議院議員 高村正大先生からご祝辞を頂きました。
素晴らしい合掌構えです!高村正大先生は、以前は周南南道院に籍を置いていらっしゃいましたが、
ご公務で通えない為、現在は日本武道館支部に籍を置き、修行に励まれていらっしゃいます。
続いて、中国地方総代で宇部常盤道院道院長の鈴木義勝先生からのご祝辞を頂きました。
長田先生との思い出話を盛り込んで、楽しいご挨拶を頂きました。
ここからは、山口西京道院の演武披露です。
最初に趣を凝らし、蒙古放浪歌をBGMに三好拳士と牧野拳士の奉納演武です。
蒙古放浪歌は私の母校でよく歌われている歌ですが、開祖も大陸にいらっしゃる時によく歌われたそうで、
「この歌を歌いながらよく涙ぐんでおられたんや」という長田先生の言葉で演出を思い付きました。
大陸での男の浪漫を歌った曲です。
宗由貴グループ代表も著書の中で、開祖のエピソードとして書かれていらっしゃいました。
私も大学時代を思い出し、ちょっとジンときてしました。
そして、山口西京道院拳士全員で鎮魂行です。
今回、学校行事や仕事で来られない拳士も大勢いましたが、来られない拳士の思いも乗せて、
気合を入れて声を合わせます。
その後は、拳士全員で基本の披露です。
続いて、小学生中学年の組演武です。
大舞台の上でも緊張することなく、堂々とした演武でした。
小学生高学年の演武です。さすが高学年は、場慣れしている感じですねー。
同じく小学生高学年の演武です。茶、黒帯拳士なので迫力ありますね。
そして、親子演武です。親子演武の見本となるような迫力ある演武でした。
次に団体演武です。
最後に、長田先生を先頭に全員で天地拳などの団体演武披露です。
これが山口西京道院だ!と見ていて感動しました!
演武披露の後は、長田先生の50年を振り返ってのエピソードなどをお話頂きました。
道院設立に至るまでの開祖とのやり取りや、道院長になられてからの苦労話など、
みんなが知らないような貴重なお話を拝聴致しました。
そして、みんなから感謝の気持ちを込めて、花束贈呈です!
長田先生も嬉しそう!
ちょっと、涙ぐんでいらっしゃるかな。
式典最後は、参加者全員で記念撮影です。
多くの子供たちは、ここで解散。
皆さん、ありがとうございました。
集合から解散まで結構長い時間かかりましたが、子供たちは場をわきまえて立派に振る舞ってくれました。
さすが、山口西京道院の拳士です。
そして、ここまで裏方で対応して下さいました父母会の皆さん、ありがとうございました!
祝賀会に続く・・・
(文責 木村)