大学入学と同時に少林寺拳法部の勧誘を受けました。
その時、私に入部を進めてくださった先輩にすっかり魅了され、少林寺拳法を始めればこんな立派な人になれるのかと純粋に信じ入部を決意しました。
その後上級生になった時には一生この道に挺身することに決め、13年後に道院を開設。
一昨年2015年に勤続30周年を受賞し今日に至っています。
「言って聞かせて(技の説明をする)、やって見せて(口で言うだけではだめ、まず自らやって見せる)、させてみて(実際にやらせる)、褒めてやる(できていれば褒める)。最後に褒めてやらねば人は動かないし伸びない。」をモットーに指導しています。
また、大きな声で誠心誠意「至誠」をもって接すれば必ずこちらの言わんとすることが伝わると信じて常日頃から指導しています。
一般部が多い活気のある道院。
それでいて親子拳士の多い和気藹々とした雰囲気。
少年少女らしく元気のいい気合が飛び交い、凛とした挨拶、けじめのある行動をとれる少年部。厳粛な雰囲気の漂う鎮魂行(座禅)。
まさに動と静の調和した道院を目指しています。
厳しい修行の中にも和気藹々とした家族的な雰囲気の道院。
例えば、何一つ音を立てない(足音もしない)厳かな鎮魂行(座禅)により一日を反省します。
遅れて参座した拳士は、たとえ道院長・助教でも壁際にて瞑目正座して教典を唱え修行に臨みます。
保護者、拳士の親睦を兼ねたボーリングや道院駐車場にて焼肉バーベキュー。
又、ミニ合宿など行事が多彩なことも特徴です。
私が少林寺拳法を始めたきっかけは、小学校に上がってすぐに、両親が何かさせたいと地元の道院を訪ねたことでした
。
高校まで在籍した後、地元を離れ、大学の少林寺拳法部に入部。卒業後、現在の宇部常盤道院へ転籍しました。
鈴木義勝道院長のもと、金剛禅の教えを学びながら、きついながらも楽しく易筋行の修練や少年部指導に励んでいます。
また、専有道場のメリットを活かした道院行事の開催や、稽古日以外の修練や奉仕活動を行えるなど、大変恵まれた環境で道院活動ができることは、まさに宇部常盤道院の強みといえます。
仲間とともに、心身を鍛え、今の自分を変えたい方にぜひ宇部常盤道院をお薦めしたいと思います。